
グローバル化に伴い企業が求める社員の英語力にも変化が出始めています。一部上場企業を筆頭に企業内で電話による英語テストを導入、TOEICスコアを昇進の条件に課するなど一定のレベルを要求する傾向が強まっています。このように実践的な本当に使える英語力を求める傾向は、大手企業、中堅企業を中心に強まっており、日々様々な企業の様子がメディアからリリースされています。このような企業への就職では、長期留学経験者や海外大卒が益々優位になってくることは間違いありません。もちろん、求められているのは英語力だけではありません。専門的な知識やスキル、判断力、行動力、努力への耐性、そして仕事に対する熱意や姿勢という、英語以外の側面からも海外大卒が評価されていることを忘れてはいけません。
| 全日本空輸 | 管理職への昇進は600点 |
| 帝人 | 課長相当職は500点 |
| 日本IBM | 課長は600点、次長は730点 |
| パナソニック | 主任は450点 |
| 丸紅 | 昇格および海外赴任は600点 |
| アンリツ | 課長職は500点 |
| キヤノン | 海外赴任は600点 |
| 小松製作所 | 課長職は500点 |
| 日商岩井 | 課長代理は600点 |
| 日立製作所 | 課長職は650点、幹部候補は800点 |
| シャープ | 課長職は500点 |
| 富士通 | 全社員600点、国際業務・海外赴任は730点 |
| 沖電気工業 | 全社員600点 |
| トヨタ自動車 | 係長級は600点 |
| 伊藤忠商事 | 入社3年目から4年目に移行する際は730点 |
| 三菱商事 | 新入社員は730点 |
海外大卒者は就職に有利なのでしょうか?昨今、大手企業の担当者は採用に関して前向きな回答をするケースが目立ってきました。ただし、各社共通するのは「英語力があるだけで採用するわけではない」というニュアンスです。では、海外大卒の強み、あるいは期待されるものは何でしょうか?
それは、「海外の人と協力して働くことができる対話力」「リーダシップを発揮すること」「意志を持って物事に取り組んだ経験を生かすこと」「相互理解を通じて明確に自分の意図を伝え、目標を達成していく能力のあること」「組織に積極的に溶け込み、身につけたコミュニケーション能力を生かすこと」といった声が聞こえてきます。また、企業の多くは、「留学を決断し実現してよく学び、帰国した実績」を一つの成功体験として留学経験そのものを評価しています。この成功体験は自信につながり、人格形成にも大いに影響を与えることでしょう。またこれらは自分で仕事を企画し、成果を上げることにもつながります。実際、海外大卒の方たちは自分の言葉で自信を持って語り、専攻分野に関して、実務にまで踏み込んだ様々な経験を積んでいるので、自分の主張が具体的かつ説得力のあるものになっています。これは一般的な日本の大学生ではあまり見られないものでもあり、海外大卒者の強みといっても良いでしょう。







